３月２０日は、地下鉄サリン事件から２９年の日です。
もう２９年も前のことなのか・・・と思うけれど、
あの時首都圏に住んでいたら、忘れられない事件だと思います。
この事件が発生したときの警視庁の無線テープが2015年に発見されたようで、Youtubeなどで公開されています。
事件の一報が入ったのが８時２１分、５０分前後には毒ガスのようだと判断して防毒マスクなどを着用するように伝達しています。
それもそうだし、
こんなふうに事実に感情や主観を交えず、情報だけを伝えるのってなかなか難しい。しかも動揺せず落ち着いたトーンで話しているのはさすがとしか言いようがないです。
（反則キップ切られたときはムカついたけど、本当に警察官の皆さまは優秀。感謝、尊敬です）
わたしは当時はまだ子供もおらず、都心に働きに出ている派遣社員でした。
たまたまその日は、夫の親戚が上京してきていたのでお休みをもらっていたのですが、予定していた都内観光はもちろんできなくなりました。
わたしの実父はまだ現役で千代田線で都内に通うサラリーマンでした。
その時間には電車に乗っていませんでしたが、終日霞ヶ関駅は通過だったそうです。友人は人形町駅で被害を目撃していたし、ほかの友人の中には軽症とはいえ被害にあった人もいました。
わたしには身近な凶悪事件。
オウム真理教には嫌悪感しかないです。名前を変えて現在も存在しているのはイヤだ。
あれから２９年がたって、
最近仕事でちょくちょく築地や聖路加病院の周辺に行くのですが、
この場所でたいへんなことがおきたんだよね・・・と思い出したりします。
聖路加病院はゆったりと広く、チャペルなどもあって素敵な雰囲気ですがそれは病院関係者と患者の憩いの場というだけではなくて、何か緊急のことがあったときに患者さんを広く受け入れられるようになっているのだとか。
二度とあんな事件がおきてほしくないというのとともに、もう29年もたったのか・・・と思いました。ではでは、また。
