「アンナチュラル」は、石原さとみ主演の2018年のTBSドラマです。
法医学がテーマで、
毎回不自然な死の理由を法医学者(石原さとみ)が解明していくドラマです。
今年の新型コロナの騒ぎによく似た感じのストーリーが、第一話「名前のない毒」で描かれています。

ちなみに主題歌は米津玄師の「Lemon」です
なんとなく見始めてドはまりしたのですが、そういえば似てると思い出しました。
もう一度アマゾンプライムで見ました。

結構すごい。
以下、ネタバレです
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高野島さんという男性がある日突然、自室で亡くなりました。突然死で死因は「心不全」と診断されました。
でも高野島さんの両親はそれに納得できなくて、死因を調査してほしいとUDIラボ(石原さとみ演じる三澄ミコトが勤務している)に、自費での死因究明を依頼しました。
遺体の解剖をしますが毒を盛られた形跡はありません。
そのうち、
- 彼には中東への渡航歴がある
- 彼の同僚の女性も彼の数日後同じように突然死した
このことから高野島さんは当時流行していたMERSコロナウィルスに感染したことが疑われ、遺体を検査すると陽性反応が出ます。
そして彼は世間やマスコミから国内にウイルスを持ち込んだ本人だとして誹謗中傷の的となってしまうんです・・・
でも中東から帰国した高野島さんは、慎重な性格もあって帰国後すぐに健康診断をうけていました。
中東から帰国→恋人と濃厚接触(キス大好き)→医大で健康診断→出社→死亡→同僚の女性死亡
でも、濃厚接触した恋人はウイルスを持っていなくて健康でした。
中東で感染したのであれば、恋人が感染していないのはおかしいよね・・・??
実は高野島さんがMERSウィルスに感染したのは医大。ウイルス研究をしていた医大でここのところ死亡者が増えていることを葬儀屋さんが教えてくれるのです。
高野島さんが感染したのは中東ではなく、それを研究していた日本の医大。高野島さんは健康診断を受けた医大でMERSに感染したのでした・・・
ドラマの中では、「PCR法」とか「濃厚接触」とか最近聞きなれた言葉がでてきてびっくりしました。それに、
一番先にウィルスに感染した人が悪いという風潮も。
「亡くなった高野島さんの名誉回復を」
医大はウィルス漏れを都合よく亡くなった中東渡航歴のある高野島さんにおしつけようとした、ってことになりますね。。。
それにしても
病気で亡くなったのに、
ウイルス感染した人を犯人扱いしたり、
両親が謝罪したり
イヤですよね。
あと、わたしは
仕事に必死になりすぎて恋人とその両親との大事な食事会に大遅刻してしまった主人公のミコトちゃんが心配になりました。。。
そんなわけでもし見たい人は、アマゾンプライムかParaviで見れるようですよ。
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