ウチは読売新聞をとっているのですが、
昨日も今日も一面のトップはこの記事でした。
経済協力開発機構(OECD)による国際的な学力調査で若者の「読解力」が下がったというやつ。

新聞が喜ぶニュースだ~~
読解力が低下しているのはスマホ・SNSの普及によるものなので、
若者よ!新聞を読もう!!
と言い出すなと思ったら、

2日続けてコレだよ~
新聞って無邪気ですね。
調べてみると、
確かに、新聞やコミックをよく読む生徒のほうが読解力が高いというのは書いてあったのですが、
「SNSから乱れが広がっている」
というような報告はなくて、これは読売新聞の論調ですよね。
予備校講師の先生や大学の準教授の意見としてこれをとりあげているようです。

だから新聞って苦手よ
これを一面で数日にわたりウキウキと取り上げてしまうところが読売新聞っぽいな~と思いました。
話はそれますが、ウチの高校生は国語・特に現代文がとーーっても苦手です。
こないだ食事のときに

今夏目漱石の “こころ” やってるんだけどさぁ~
意味わかんないんだよね
そのときの「先生」の気持ちを答えなさい、
と言われても、知らんよ、としか言えないよ~とのこと。
ご存じの通り夏目漱石の「こころ」は、
下宿先のお嬢さんに恋心を持つ「先生」と 「親友K」。
先生は親友Kがお嬢さんを好きであると知りながら裏で自分とお嬢さんとの結婚を画策、
その結果めでたく結婚が決まったけど
それを知った親友Kがショックで自殺をしてしまう
自分の振る舞いのせいでKを苦しめ死に追いやったこと、
自分の妻となった「お嬢さん」を好きだったのかそれともKが好きだったからそんな気持ちになったのか
などひたすら内面を深堀し
重たく悩み続けて先生は自殺をしようとする、というストーリー(だったような)

これ、
ザツな性格の子にはまったく響かない話ですよね
わたしも高校生のときこの小説を読まされたけど、
Kと先生の描写はあるのに、肝心の「お嬢さん」がどうだったのか全くわからないことや、
そこまで思いつめなくてもよかったんじゃないかとか
そういう風にしか感じなくて、テストでは散々な結果だったように思います。
いま改めて思い返してみると

男の更年期?
ザツな母にはザツな娘が育つという感じでした。
でも最近話題の中田敦彦のYouTube大学でこんな動画が
目からうろこ!
そうやって読むの!!

え~わからなかった!
こころ=遺書小説
ちょっとビックリしました。
突然、「こころ」に興味がわいてきました。
もう一度読んでみようかな。
新聞記事から話が飛んでしまいましたが、
YouTubeって面白いですね(あれ・・・?)
子供がつい見続けてしまう気持ち、わかるわ~~・・・