お恥ずかしいことに、娘の日本脳炎ワクチンの3回目を打ちそびれていて、
こないだ小児科にいってやってもらいました。
先生が

これで推奨ワクチンは全部終わったね~
あとは頸癌(子宮頸がん)のワクチンだねーー
と言いました。
子宮頸がんワクチン。
厚生労働省が一度、中学生女子全員に接種すると決めたものの、副作用の報告があったことから推奨をやめるという、ひと騒動あったあのワクチンです。
このワクチンのことは、一時期副作用のことをニュースで何度もやっていたからキョーレツに印象に残ってるし(怖いと思った)、
でも
実母も義母もガンで亡くしているのもあり、ワクチンで少しでもガンリスク下げられるならそのほうがいいし・・・
すると、小児科の先生は娘と私にこんなふうに説明してくれました。
どんなワクチンも、副作用がゼロってことはないんだよね~
子宮頸がんワクチンだけが特別リスクが高いことはなさそうなんだよね~
WHOは平成27年12月の声明の中で、若い女性が本来予防し得るHPV関連がんのリスクにさらされている日本の状況を危惧し、安全で効果的なワクチンが使用されないことに繋がる現状の日本の政策は、真に有害な結果となり得ると警告しています。
日本産科婦人科学会は、先進国の中で我が国に於いてのみ将来多くの女性が子宮頸がんで子宮を失ったり命を落としたりするという不利益が生じないためには、科学的見地に立ってHPVワクチン接種は必要と考え、HPVワクチン接種の積極的勧奨の再開を国に対して強く求める声明を4回にわたり発表してきました。
さらに、
ワクチン接種に積極的なオーストラリアはすでに子宮頸がんの罹患率は激減し、女子だけではなくて男子にも接種されている様子。。
2028年には子宮頸がんが撲滅されるのではとも言われているのだとか。

世界でこのワクチンを打ってないのは日本だけで、
日本は何十年後かに子宮頸がんの罹患率が一番高い国になっちゃうんじゃないか、
と心配する産婦人科医師は多いらしい。
うーん・・・
ところで、、
子宮頸がんは異性との性的接触(つまりエッチ)で感染するので、
ワクチン接種するならそういうことをいたす前、
つまりバージン(処女)のうちに接種するのが理想的
(そのあとの接種もムダではないらしいが)。
・・・という話になったとき先生がズバリ娘に

彼氏とまだそういうことやってない??

えっ?
まだ彼氏がいないっぽい娘はビックリしてたけど、先生は、
子宮頸がんはワクチンで予防できるんだけどさ、
エッチすると、子宮頸がん以外にもいろんなリスクがあるんだよ~
だから相手をシッカリ厳選するんだよ
あっちこっちでやってるような男とはやらないこと~!
おおお。
先生、言いにくいことをハッキリとありがとう~
ついでに先生が
こういうこというと、
子宮頸がんになった人はいっぱいエッチしたからなのか、
って思うかもしれないけど、そういう単純な話じゃないんだよ。
それは別の話、予防の話だからね~!
拍手!!
この先生薬あんまりくれなくて
熱って自分で下げられるんだよ~~
って、風邪だと解熱鎮痛剤のカロナールくらいしか出してくれないけど、
熱が出てオロオロしている新米母のときにはこういう言い方にずいぶん救われたですよ~
そんなわけで子宮頸がんのワクチンのことを聞く前に、
大事なことをズバリ娘に伝えてもらえてよかったです。
子宮頸がんのワクチンは娘に接種しようと思ってるけど、その話はまた今度・・・