娘が14日間の海外語学研修(ホームステイ)に行き、帰ってきました。

通っている高校のプログラムで行きました
全員参加のプログラムではないので、行かせるか少々迷ったけど、
良い経験になるといいなと、思い切って行かせました。
思ったことなどメモしておきます。
研修プログラム・外国に対する母の勝手な思い込み
娘が参加したのは14日間、現地の家庭でホームステイしながら、
現地の高校(私立)へ通う、というプログラムでした。
わたし(母)はステレオタイプで海外ドラマなんかをよく見ていたので、
英語圏のファミリーと言えば陽気でお節介気味に親切、という勝手なイメージを持っていましたが・・・
娘の参加したプログラムは学校主催で、
毎年行っているプログラムなので、昨年行った先輩方より「本音」が伝えられており、それはこんな感じ。
- ホストファミリーも学校も、現地の人はそれほど我々に関心を持って接してくれるわけではない。
- 現地の人は世話焼きではない。こちらからお願いすれば快く何でもやってくれるけど、こちらからお願いしない限りやってくれない。
- ”待ちの姿勢”だとマジで何も起こらない。積極的に。
- 我々は「(言わなくても)わかってくれるだろう」と思いがちだけどそれは通じない。ヘタクソな英語でも堂々と大きい声で話すべし。

ほほう。
ま、そりゃそうですよね。
全員がそういうわけじゃないよ。
ところで、
通う予定の現地の学校は私立の一貫校で、郊外にあり、
日本語を勉強するクラスがあるそうです。
ホストファミリーとは本人のスナップ写真やプロフィールなどを送り、
事前に仲介業者にマッチングしてもらいます。

アレルギーのある・なしも明記しておきます
で、帰ってきた娘から聞いた話をまとめるとこんな感じです。
ホームスティについて
こんな感じだったそうです。
- 娘がお世話になったホストファミリーは何度かホームスティを受け入れているようだった。
しかし自分は今まで来た子の中で最も短い滞在(2週間)で、なおかつ最も英語の話せない子だった模様 - 食事や送迎は丁寧にしてくれたし休日は連れ出してくれたけど、それほど(自分に)興味津々というわけではなさそうだった。だからお別れのときも比較的あっさり、「SeeYou!」って感じだった
- お土産に持って行った日本のお菓子はおいしくなければ遠慮なく「ゲーー」っていう。気を使って食べるということはない。
とはいえ、
丁寧に娘の生活のフォローをしてくれたそうです。
ただ、娘が思っていたよりも淡泊な対応だったようでした。
なんとかがんばって話そうとしても、娘がすぐに返事ができないことや、何言ってるか聞き取れないこともあったりして、そんなにかまってくれる感じでもなかったらしい。
おばあちゃんが同居していてそのおばあちゃんがすごくよく(根気よく)接してくれたみたいです。
学校について
学校の授業では、
ネィティブの授業の意味がわかる英語力はないので、 参加するというよりは教室にいる、という感じだったそうです。
普通のクラスにまぎれて教室にいるけれど、

授業中にYouTube見てる子いるよ??!!
自由な雰囲気に驚いたようです。
先生は熱心な生徒中心に授業をすすめ、興味のない子はYouTubeやゲームをしている、本当に自己管理が徹底してて管理教育の日本とは真逆だったみたい。
幸いにも娘についてくれたバディ(お世話係の現地学生)は、とても親切な子だったらしく、色々教えてもらって楽しかったと言っていました。
まとめ:異文化に接した2週間、って感じ
広い空間で、いろんな意味で異文化に接した、という感じ。
ホームステイの体験談、というとどれも
みんなやさしかった、家族のように接してくれた、別れるのがつらかったという感想が多いけど、
そういう人も多いんだろうけど、そうでもない場合も多いのでそこは過度な期待せずに行くのがいいのかなと思いました。

期待してたのは母だけだけどね
それとこっそり私が思ったのは
(娘には言わないけど)

やっぱもうちょっと
英語が話せるようになってから行ったほうがよかったかな
知ってる限りの単語+身振り・手振り+Google翻訳でがんばったらしいけど、
語学にひたるには2週間は短すぎるね。
でも
素晴らしい景色と澄んだ空気、
自分の言いたいことが伝わらないもどかしさ、
おいしいのもあったけど、口にあわなかった食事、
道路も広けりゃーお家も庭も広い、スケールの大きな異文化の中での2週間はビックリの連続だったらしく、
帰ってきたらまる一日自分のベッドで爆睡していました。

猛暑だしね~
よい経験ができたと思うので、
次のステップへつなげてほしいなと、思いました。
というか高校の勉強がんばってね・・
と母は思いました。
そんなわけで今日も読んでいただきありがとうございました。