いつもつまらないことを書いているけど、今日のテーマは「憲法」です。

すごーーい!
意識高い人のブログみたい~~!
参議院選挙も近いし、
ちょっと気になったのでメモメモメモ。
憲法は最高法規、という意味
日本国憲法は日本の最高法規です。
この憲法は,国の最高法規であって,その条規に反する法律,命令,詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は,その効力を有しない
憲法98条1項
実は、憲法は 国民の行動を縛るものではない のです。
国家権力の暴走を抑えるために、国家権力(天皇や内閣総理大臣や・・・)の行動を縛るもの、なのです。

普通の法律は国家権力が国民に「こうしなさいよ」と守らせるルールよね。
道路交通法とか消費税法とかね。
憲法だけが国民が国家権力に「こうやって」と言ってるの。
・・・と私は学習した覚えがあります。
憲法:国民が権力者(国家)に守らせる法
(これが立憲民主主義。)
法律:権力者(国家)が国民に守らせる法
権力を行使する側(天皇陛下や内閣総理大臣や・・・)にとって憲法は必ず守らねばならない鉄の掟、とわたしは思っていました。
憲法は国家権力を制限する法規
というわけで、
日本国憲法は、国民に「こうしなさい」と言っているわけではなくて
国家権力(天皇や内閣総理大臣や行政官や公務員などなど)が守らなくてはいけないことをしるしている、この国の最高法規つまり 鉄の掟 です。
だから、ホラ。
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ by憲法第99条
先日も天皇陛下が即位されたときに
「憲法にのっとり、象徴としての責務を果たす」
とお言葉を述べられましたよね。
天皇陛下は、やろうと思えば権力者になることだって可能です、多分。
だけど憲法を遵守し象徴としての責務を果たすとおっしゃったのですわーー。
わかりやすい解説はコチラ

なので、、
今回の選挙では「憲法改正」がポイントだとかで、9条ばかりがクローズアップされますが、それより前に

憲法改正=国家権力に制限を加える鉄の掟を改正する、
ってことなのよね
憲法は理想を語る場・・・?
だから、現総理大臣が
国の理想、かたちを物語るのは、憲法です。
と、平成18年の所信表明演説で語ったときには驚きました。

あれ??
そうだったっけ???
憲法は理想を語るふわっとしたもんではなくて、
国家権力に制限を与えるもっと固いものだと思っていたから・・・
憲法がなぜこのような存在になったかは学説が様々で、一言では語れませんが、
多数説(教科書に載っているような説)では
国民の多数から民主的な方法で選出された権力者であっても時々暴走し国を混乱に陥らせる例がある。(第二次世界大戦のナチスドイツや戦時中の大日本帝国)。
国民の多数から支持されていることは民主主義にとってとても大切なことだけど、それだけでは足りない。
権力者が権力を行使するとき(国を治めるとき)の指針となる憲法を作って、どんなときにも憲法を守るよう国家権力を制限しておこう。
憲法は、理想を語る場ではなく、権力者が従うべき鉄の掟。
とすれば、憲法を改正するってどういうことか、、、

少なくとも9条の話じゃないよね
このブログで好き放題書いているのも、
国家権力が憲法にのっとり「基本的人権」のひとつ「表現の自由(21条)」を保障しているからなわけですね。
・・・てなわけで

知的なテーマでブログが書けて自己満足
な~~んちゃって。
(うまく書けてるかはわからない)
ちなみに若い子こそ選挙に行ったほうがいいですよ。
本当に投票にくるの、我々含め年齢の高い方々ばっかりだもん。
これじゃ偏っちゃう。
あと候補者のみなさんはぜひとも具体的な話をしてください。

消費税上げないっていったって、
もう10月から10%って決まってるでしょ?
「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律」(長っ!!) はもう、可決成立してるもんね。
それをどうやって覆すつもりなのか、ぜひとも教えていただきたいものです。
あと出席率の悪い国会議員といつも寝ている国会議員と言葉遣いの悪い国会議員は給料を減額してあげてください。
というわけで、
始めて固いマジメなテーマでブログ記事を書いてみましたが、
書いてみてよかったです。

たまには勉強っぽく♪
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。