ある日iPhoneでネットサーフインしてたらこんなポップアップが出てきました。
これ、調べてみたら去年は 「2018年間ビジターアンケート」と表示されていた典型的なフィッシング詐欺のようでした。
年があけて2019年になったら、偽造画面の日付もちゃんと2019年になってました。
※あやしいウィンドゥが表示されたら、とりあえず検索をおすすめします!今回は「2019年間ビジターアンケートの参加者に選ばれました」で検索してみました。
URLも、表示される日本語もあやしいと思いましたが、バカな私はブラウザの「戻る」を押してしまいました。。。
こんな画面が表示されました。
ちなみに、モザイク処理してある部分には私が使っているプロバイダの会社名が入っていました。
iPhone7は今私が使っているiPhoneです。
親愛なるクライアント〇〇〇〇(ここにはプロバイダ会社の名前が入っていました)、おめでとうございます。私たちはあなたの忠誠心に感謝したい〇〇〇〇(プロバイダ会社の名前)ので、特別なチャンスを差し上げる勝ち取るiPhone7(今使っている端末の名前)に日曜日201月2019。やることは正しいギフトボックスを選択するだけです。がんばろう!

自動翻訳っぽいね。日本語がメチャクチャです。。。
そしてしばらくするとこんな画面になりました・・・

勝つ一つiPhone7!・・・・(汗
日本語の怪しさが増しています。
慌ててウィンドウを閉じました。
この手のフィッシング詐欺はこのあとゲームに進んでiPhoneXをあげるから住所を教えてくれとか、送料の一部(100円くらい)だけを負担してほしいからクレカの番号入力してくれとかいって情報を盗み取っていくようです。
※「フィッシング詐欺」のフィッシングは「fishing(釣り)」のではなく「sophisticated(洗練された)」とする説が有力なのですが大分見分けられるようになってきました。
こういう怪しいプレゼントの表示がでたら
- 表示された日本語がおかしくないか?をチェック
- URLが不自然ではないか?をチェック
- 怪しさを感じたらウィンドウをすぐに閉じる
- 万が一クレジットカードの番号を入力してしまった場合はクレジットカード会社に連絡して事情を話カード利用をストップしてもらう
- もっと心配なら相談・通報する。
情報収集・通報・相談ができるサイトはいくつかありますので上げておきますね。
★フィッシング対策協議会
https://member.antiphishing.jp/about_ap/sc.html
国内の大手IT関連企業が理事になっている。フィッシング詐欺に関する注意喚起・ニュースなど
★警視庁フィッシング110番
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/cyber/security/cyber406.html
電話での情報提供を受け付けている
★国民生活センター 越境消費者センター
https://www.ccj.kokusen.go.jp/home
「越境」なので海外の事業者とのトラブルを主に担当する。 フィッシング詐欺は国内で行われることも多いが、あきらかに不自然な日本語など海外の関与が疑われる場合にはこちらでも。
ウィンドウがとってもあやしくてとても続きを見る気持ちにならなかったのに、すぐにブラウザを閉じなかったのは私のダメなところ。
前の画面に戻るなんてしないですぐ閉じたほうが安全です。
それにしてもこの手口は古典的ですね。 古臭いなーと思いました。 ネット詐欺もどんどん進化していっているようで、1年前の手口はすぐに陳腐になってしまうのですがこういう古い詐欺もまだまだ残ってるんだね。
ひっからないようにしないと。。