今日お気に入りのコーヒー豆専門店にいったら、ペイペイ(Paypay)の案内が出ていました。
ペイペイ(Paypay)での支払い可能になったとか!
すごいなぁ~ほんとにキャッシュレス社会になりつつあるんだ・・・
と、その場でペイペイに登録してみたのですがとってもらくちん。
QRコード決済は初体験でしたが、色々考えたのでメモしておきます。
2018/12/17追記:ペイペイが不正利用された!というニュースが報じられています。どういうことか、調べてみました。
やっぱり?!Paypay不正利用の報告が次々と。でも・・・
ペイペイは誰がやってる会社?
ソフトバンク(株)とヤフー(株)が出資して作った会社PayPay(ペイペイ)株式会社が運用しています。
つまり孫さんの会社です(^^)
孫さんはなんでこんなことをはじめたの?
QRコード決済は中国で主流です。
中国の方々は現金をほとんど持たず、アリペイ(支付宝)やウィチャットペイというQRコードで決済をしています。アリペイやウィチャットペイは銀行口座と紐づいていてここからお金を支払うことになります。
中国では小さな露店や、物乞いと言われる人々もQRコード決済を使っているみたいですよ。

中国ではお札を大事にする習慣があまりないみたいで旅行してみるとわかるけど、お札がグチャグチャで渡されたりするんだよね~・・・
たくさんやってくる中国系の方々の決済方法を用意しておくことや、これからのキャッシュレス社会をすすめていく上で日本でのQRコード決済のシェアを握っておくことが一番の目的なんでしょうね。
怪しくないの?
わたしたちの世代のよくないクセのひとつに
「QRコードで支払うっていうのは、中国のやつでしょ?」
「インドの技術を使ってるの?」
っていうのがあります。
確かにQRコードによるスマホ決済は中国で普及しています。
paypayはアリペイと提携したし、使っている技術はインドのPaytmから技術提供を受けています。
もしそれに漠然とした不安を感じる、というのならやめておいたらと思います。
ちなみに、QRコードは1994年に株式会社デンソー(現在は分離しデンソーウェーブ)が開発した国産のコードです。
わたしは自衛したうえで使っていきたいなと思いました。
安全性はどうなの?乗っ取られたりしない?
とはいえ、こういうサービスは便利な反面、乗っ取りや不正利用がとっても気になります。
銀行口座やクレジットカードを登録してあるので、乗っ取られたりスマホを落としたりしたときにPaypayで無制限にチャージされて買い物バンバンされちゃったらたまりません。
でもPaypay(ペイペイ)では
- 決済に使うQRコードは一定時間をすぎると無効になり使えなくなります。支払いの都度新しいコードを再発行しています。
- ペイペイでの情報のやりとりは暗号化されています。
- クレジットカードを店員に渡す必要がないため、スキミングの心配がありません。
という感じで安全であると言っています。
とはいっても、LINE乗っ取りとか世間で騒がれたし、心配は心配。
「乗っ取り・紛失」への不安がどうしてもぬぐい切れないけれど・・・でも、今後はそんなこと言ってられないのかなと思い対策を考えてみました。
スマホ決済(Paypay)を安全に使うための自衛策
銀行口座かクレジットカードかどちらかを登録することになるけれど、どちらも登録しっぱなしにせずこまめに口座情報をチェックするのは必須だとして・・・
銀行口座登録をするなら、その銀行口座に大金を入れておかない。
極端なことかもしれないけど、例えば、
使う銀行口座は基本カラッポにしておき、チャージする金額だけその都度入金する。
そうすれば万一乗っ取られたり自分以外の人物がスマホを操作したりした場合でも、Paypayにチャージしてある分+登録済銀行口座にある現金以上の被害は発生しないんじゃないでしょうか。
クレジットカードを使うなら、利用限度額を下げておく
利用限度額を月10万円までとかさげておく。
それ以上の被害にはならないような・・・
クレジットカードには不正利用に盗難保険がついているものがほとんどなので、確認してみるといいかもしれませんね。
ペイペイ登録して500円もらうのはラク。
ペイペイのユーザ登録がものすごくラクだと思いました。
- Paypayアプリをダウンロード
- SMS認証(自分の携帯電話番号へ送るショートメッセージ)へ認証コードが送られてくるのでそれを入力
- パスワード設定
以上。これだけで、500円分の残高がチャージされます。
メールアドレス・住所電話番号などの登録は一切ありませんでした。
携帯電話の持ち主ということで存在を確認しているのですね。
自分が覚えておかないといけないのはパスワードだけということになります。
支払いもカンタン
スキャン払いとコード払いがあるそうです。
参考:ビックカメラでスキャン払いをしてきました。(2018年12月10日)
例えば500円のコーヒーを買う場合
スキャン払い
お店にあるQRコードをスキャンして金額を入力し、決済する方法
コード払い
自分のバーコードをお店の人に見せて、金額を入力し決済する方法
どちらにしても難しくはなさそうです。
追記:ビックカメラでペイペイ使ってきました(2018/12/11)
残高へのチャージにはYahooID必須
ペイペイでの支払いは、
- ペイペイアプリに銀行口座を紐づけてそこからチャージするペイペイ残高を使って支払う方法
- ペイペイアプリにクレジットカードを登録して支払う方法
があります。
プリペイドカードやコンビニでのチャージはできないです。
・・・と、ここまでは「ふーん」と思ったのですが、銀行口座を登録するにはYahoo!IDが必要なんだって~
Yahoo!IDをつかってYahoo!ウォレットを使って支払いをする、Yahoo!ウォレットは銀行口座を登録してあってそこからお金が出ていくという感じだそうです。
ビックカメラで買ってみたときによく考えてみたので、こっちも読んでみてくださいね。
Paypayを使うとオトクなキャンペーン実施中。ほんとにトク。
paypayが2018年12月からはじめる、本気の大盤振る舞いキャンペーンは本当にオトクです。
解っているだけでも
- 新規登録で500円分の残高をもらえる
- 普通に使っていると0.5%還元される
- 12月4日からは使った金額の20%が戻ってくる(1000円使ったら200円がペイペイの残高に戻ってくる)
詳細はこちらで
20%還元とはすごい。10万円の買い物したら2万円はもどってくる感じです。
さらにクレジットカードのポイントもつくらしいです。
使える店舗は少ないのか?
ビックカメラやファミリーマート、魚民やアースミュージックエコロジーなど大手のほか、paypayアプリで見てみると、町の小さなお店で使えるところが日に日に増えています。
これは蒲田駅前の様子(2018年11月30日現在)。
美容院やマッサージ店など個人経営っぽいお店でPaypayが使えるようになりつつあるのがわかります。
Paypayが小さなお店に広まりつつある理由
わたしたち、お客側は
クレカもSuicaもあるのに、これ以上決済方法って必要?
とつい思ってしまいます。
でも、実は、クレカやSuicaって利用手数料をお店側が払っています。
面倒な現金の管理をしない代わりに、手数料をクレジットカード会社やSuicaに支払っているのです。
それに加えてカードリーダが必要。決済にクレジットカードやSuicaを使えるようにするためにはお店側が設備投資をし手数料を払ってくれているんです。
※だから小さなお店だとクレジットカードNGだったりしますよね。
で、paypay(ペイペイ)ですが、
実は 導入費用・手数料が2021年9月までの3年間無料。
最初に購入しないといけない機材がなく、お店側も決済がスマホだけで完結。
決済手数料が無料の3年の間にpaypayを使うお店側もお客側も、デメリットのすべてをナシにして一気にドドーンと普及させたいというのがpaypay側の作戦のようです。
・・・で、paypayを使ってみるか?
わたしは使ってみようと思います。
セキュリティ面では不安はありますが、それはどのサービスも同じこと。
残高のチェックを細かくしておけばなんとかなるかなと思います。
私はJREカードでSuicaをオートチャージにしてからというもの、小銭を出して何かを買うのがだんだん面倒くさくなってきました。
PaypayやLINEPayなど、スマホ決済は使いだしたらそればっかりになってしまうかもしれない・・・
ラクな道を歩き始めたら後戻りできないものよね、ほんと。