わたしはTwitterをひまつぶしに眺めるのが好きなのですが、こんな話題が流れてきました。
普段はものすっっごく丁寧で穏やかで礼儀正しい人が、手術直後にせん妄になって別人のように暴言を吐いて大暴れし、のちほど嘘のように元に戻る様子を見て、我々は慣れているので全く驚きはしないが、ご家族の方などは驚いてショックを受けるかもしれないな…と改めて思う。
— 外科医けいゆう (山本健人, Takehito Yamamoto) (@keiyou30) April 21, 2022
せん妄か!
わたしは入院中の実母が、手術を受けたり抗がん剤の治療を受けたりするときに主治医と看護師さんから説明を受けたので知っていましたが、
それまでは全く聞いたことのない言葉でした。
せん妄とは、病気や薬剤の副作用などが原因で突発的に精神不安定な状態になる症状です。
家族の介護と健康を支える学研の情報サイトより
治療中の母はそれほど暴れたりすることはなく、せん妄も少なかったと思いますが、
それでも
いつもよりも攻撃的になったり文句を言ったりすることがあり、驚いたのを覚えています。
でも母が亡くなってもうすぐまる3年、
闘病中の母のコマッタ行動の記憶は少しづつ薄れていきます。

いいことだけを覚えておくように
脳が作用しているんだろうか~
脳の中でせん妄状態が優勢になるのが認知症、という解説もあり、コワいなあと思いました。
何がコワイって、
わたしがわけわからなくなって、せん妄状態が優勢になったり
手術をうけたあとに人格が崩れてしまったりすることが、です。
テレビドラマや映画で、
手術後に目覚めたとき、患者がキラキラした画像につつまれて目を覚ますというのはウソっぽいなと改めて思いました。
今のわたしは、
長年の努力(?)もあって、気持ちが安定してすごせていますが
イライラして攻撃的になったり
もしかすると卑猥な言葉を叫んだりする気持ちがただ封印されているだけとも言えます。

ヤダヤダ~
わたしが大好きなマンガ、「お別れホスピタル」でも、
高齢の上品なご婦人が入院中に卑猥な言葉を大声てで叫んでいるというシーンが描かれていた
お別れホスピタルのことは過去にも書いた↓


年をとって、訳が分からなくなる自分って本当にこわいです。
時々こういう話をきくと

自分が自分をコントロールできない状態で長生きは絶対したくないよ・・・
と不安になります。
ピンピンコロリという言葉があるけれど、それを人工的に作り出してくれる方法があったら予約しておきたいと思う。
そんなわけでもうゴールデンウィークが目前ですよ。。。
今年の三分の一が終わってしまう、早い。
このペースだと、自分が年をとってわけわからなくなるまでの時間というのも、それほど長くないのかもしれない。おそろしや。
やろうとしていることを先延ばしにしてはいけないと改めて思いました。
ではでは。