実父の話が続くのですが・・・
身内で誰か亡くなったりして戸籍謄本をとることがあって、
父は今まであまり意識したことのなかった「自分の両親のルーツ」に少々興味を持ったようです。
自分の父と母(わたしの祖父母)の戸籍謄本を取り寄せてみると
知らなかったことがたくさんあったと話してくれました。
戸籍謄本には、わたしの祖父母がどこで生まれて、いつ結婚して、いつ子供ができたのかが記されています。
わたしの曾祖父がどこで生まれたか、という記録が残っていました。
時系列で行くとこんな感じ
わたし:昭和40年代生まれ
わたしの父:昭和15年生まれ
父の父(私の祖父):明治40年生まれ
父の祖父(私の曾祖父):文久2年生まれ

文久!!
どうやら、わたしの曾祖父は婿養子にきていたようで
曾祖父が生まれたのが文久2年(1862年)、
婿養子に来た家の義理のお母さんが嘉永元年(1848年)生まれだということがわかりました。
今年の大河ドラマ「青天を衝け」のこないだの日曜日の回では
栄一が東京に行って坂下門外の変がおきたのが文久元年、
わたしの曾祖父が生まれたのはこの翌年の文久2年ということになって、
なんかチョンマゲの時代が急に身近なものに感じられました。
ひいじいちゃんはチョンマゲだったのかな
政界とは何の縁もない農民だったときいているので
黒船の話は知っていたのかな、
どんなふうに感じてたんだろう
平民だった曾祖父がどんなふうに明治維新を感じたんだろうか、とか色々思いました。
・・・というか、
21世紀生まれの子供たちにこの戸籍謄本の話をしたら、歴史の授業で習った出来事と家族が重なることにビックリしてました。
(よく考えれば当たり前のことなんですけどね。普段意識したことがなかったというか)

わたしもビックリでした
とはいえ、
21世紀生まれの子たちにとっては
わたしの小さい頃の写真だって見てビックリなんですけどね!
そんなわけで、今年の大河ドラマ、面白いです。
ちなみに戸籍謄本は直系であれば市役所に行って「取れる分だけ取りたいです」って相談したら出してもらえたと父が言っていました。