大学受験が終わったので、メモ。
我が家の長男も長女も、大学受験では武田塾にお世話になりました。
ネットの口コミ見るとネガティブなことばかり書いてあるので、
そうじゃない意見もあるよということで・・・

武田塾,よかったですよ
長男も長女も、「自称進学校」に通っていて周囲は勉強しない子のほうが多かったので、大学進学はダメかなぁとあきらめていたのですが、
偏差値を10以上あげて、

まあ、、
目標にはちょっと届かなかったけどがんばったよ
という大学に入学できました。
ただ武田塾はちょっと特殊だと感じたので、
誤解して入るとガッカリすることになるかもしれないです。
2人通わせた印象としては

塾というよりライザップみたいな
絶対合格に伴走するような感じ?
そんなわけでメモです。
武田塾は授業をしない
授業はしないです。
毎週宿題がでてそれができているのかのチェックテストをします。
このテストが一週間に一度。そのときに先生が個別指導をしてくれてそのときに一週間でわからないことを解決させます。
宿題の量はハンパなくて、最初はそれに慣れないし、当然成果もでてこないのでメゲてしまいます。(人によるけど。我が家の子供達は勉強習慣のない子であった)
それで登場するのが塾長や先生など塾スタッフで、
「今は成果を感じることができなくて当然だ。だけどここががんばりどころ」
と応援してくれます。夏から秋にかけて絶対にできるようになるからと言い続けます。
面談とかでも
「今模試を受けても当然E判定ですよ。まだ過去問解ける状態ではありません。やらなくていいです。そういうのは10月頃から」
とハッキリ言われます。
でも思ったんだけど、
今無料の教材(Youtubeやダウンロード教材)があふれかえっている状態だと
どの授業が自分にしっくりくるのか選ぶほうが大変。
自分のレベルにあっていないものをやりつづけて自信を失ってしまいそう。
ということは、
うちの子にとっては授業そのものではなく、
たくさんの中から選んで実践していくやり方が必要だったんだって思いました。
ルートは公開されている
武田塾に独自の教材はありませんでした。
でも、「ルート」というのが公開されています。(無料。塾生でなくても誰でも見れる)。
この「ルート」は、目標大学別に設定してあって、
この順番でこのスケジュールで問題集を解いていけば目標大学に到達するよ、っていうものです。
このサイトにまとめてあります。

使う参考書や問題集は普通に本屋やアマゾンで買えるものばかり、
これを見て自分なりに作戦をたてられて実行できる子だったら武田塾は必要ないってことになりそう。
武田塾でよかったことは
塾がやってくれて助かったのは
- 進捗の管理
- 応援とサポート
進捗の管理が自分でできる子ってこれからなんでもやり遂げられそう。
でもまだできないので、そこは武田塾でやってもらったって感じです。
この一年で目標設定してそこにいくまでのやりかたはわかったと思うので
今度、資格試験に挑戦しようとか、そういう気持ちになったときは自分なりにルートを考えて頑張れるんじゃないか?と思いました。

解き方、ではなくて勉強方法を実践したのですかね
うちの子が通っていた武田塾は、
自習室がキレイで勉強しやすくて、
ちょっとわからなかったら塾長やいつもいるスタッフにすぐ聞けて、
そういうのもよかったなと思ってます。
特に大学受験は、一つの大学でも試験方法がいくつも用意されていて、
英検のスコアがこれだけど、英検利用でいったほうがいいかなとか、そういうたぐいの素朴な疑問をすぐ聞くことができたり
4日続けて試験を受けるってどうかなとか、
どうしようかな?と思った時に
これって何?って聞けるプロがそばにるのは非常に心強い。
そもそも、

授業がわからないから成績が低迷しているので、
これ以上授業をきいてもね
と、通っていた息子も娘も満足しておりました。
でも塾はどうしても楽しい場所ではないですよね、
先生方も熱心にサポートしてくれたけど、武田塾はつらかったな、って思い出になっちゃってるっていってました。
受験で親ができることはお金だけ
うちの場合だけど、
子供達は二人とも、なんだかんだいってわたしの意向をくみ取ろうとするタイプでした。
だから、わたしの目標は「口出しをしない」こと。
志望校選びにも口出ししないようにしました。
と、エラそうに言ったけど、
塾や模試にいくらかかるかは本人たちも知っていたので

費用対効果
と、圧力をかけていたワ💦
やっぱ、ただ見守るっていうのは難しいもんです。
費用は安くない
武田塾の費用は公開されていますが、うちは2科目の週一回づつ個別指導を受けるとして月額80,000円程度でした。10か月払いました。

高いよ・・・
ただし、これ以外かからないというのは本当です。
追加の講座購入もないし、夏期講習や冬期講習などはありません。

これを安いとみるか高いとみるか・・・
うちは二科目しか契約してなかったけど、
結局他の科目も見てもらったし、
ちゃんと自分で勉強できる子や授業に期待している子にとってはムダ金だけど
まだ勉強の仕方がわからない子にとっては一生使える「目標があるときやるべきこと」のノウハウを手に入れられるってことなんではないだろうか
・・・と
自分を納得させています。。
しかし高いよね。
これにプラス、市販されてる参考書と問題集を入手する費用、模試代(駿台模試とか東進模試とかを受けていました)、受験料を支払ったんだから100万はかかったな。

老後資金が消えていく・・・
推薦とかでいけるんだったらそのほうがよかったんだろうけどね、
退路を断って勉強した経験はきっと一生の糧になるよ。うん。
しかし勉強しようと思ったときすべて自己責任の自己負担、親の肩にのしかかってくるっていうのも少子化の要因よね。入試検定料は大学の収入を支えているっていうし、このへんもちゃんと見てほしいな。
老後の費用も自己責任なんだよね。つらいわ。
そんなわけで、ではでは、またね。