先日、お昼休みに同僚と話をしていたときに、
同僚の姪っ子ちゃんに赤ちゃんが生まれるのだというおめでたい話になり、
そりゃーいいねと盛り上がっていたらその同僚が
「帝王切開で産むらしいんだ~」
って言いました。

へー
姪っ子ちゃんの周囲は帝王切開で産むことについてどうこうは言っていないんだけど
当の本人がどうも気にしている様子なんだとか。
帝王切開の子も元気に育つかなとかって心配しちゃってるそうなんだ、と
フー。それなら教えて差し上げましょう
帝王切開の子だからどうっていうことは全くないでしょう
わたしは50数年以上前に帝王切開で生まれていますがそのせいで何かがどうだと感じたことは一回もないから!!

ははは・・・
わたしの母は50余年前に帝王切開でわたしを生んでくれました。
帝王切開になった理由は赤ちゃん(=わたし)が大きく育ちすぎたから。(4000グラム超え)
そして、2年後に生まれた妹もまた帝王切開でした。
でも50年以上の間、自分が帝王切開だから〇〇だ、と思ったことは一度もないし、
ましてや帝王切開の子だから体が弱いなんて
母も、わたしたちにそんなことを言ったことはありませんでした。
でも母のお腹には大きな傷があって、小さいときはそれが不思議で、「何これ?」と聞いたら
「おかーさんがアンタたちを生んだときのヤツよ」
と自慢げにいわれたのを覚えています。
母はそれ以上何も言いませんでしたが、30年ほどたって私がお産をするときは
「おかーさん帝王切開だったから陣痛ってよくわかんないのよネ~」
「うちのワンコだってちゃんと産んでるんだから大丈夫よ♪」
とザツに励まされました。
その言葉でラクな気持ちになれたんですよね
・・・と思い出話になっちゃいましたが、
そういうわけで
昭和に帝王切開で生まれた子もごく普通に元気なオバサンとして人生を渡ってきているので、帝王切開の子だからどうの、という心配は全く杞憂であると姪っ子ちゃんにお伝えくださいませと熱く語ったお昼休みでございました。
今のほうが手術の方法は各段に進歩しているんだしね、
術後のケアとかも母の時代とは段違いなんだろうな。
ちなみに同じような迷信に母乳かミルクか論争もありますが、
自分自身がミルクで育ち、子供達二人を母乳で育てた私の持論は
母乳か、ミルクか?
そこに違いはない
です。
わたしが子育てしてた頃、
たまーに公園で、我が子を母乳で育てた苦労話を語るママを見かけたことがありましたが、

関係ないよな
と思っていました。
自分語りが好きな人は母乳でもミルクでも自分の話を延々と続けてしまいがち。それを全部受け取ると苦労しちゃうので、
「へぇ、そうなんだ」
の一辺倒で乗り切った覚えがあります。
そんなわけで、身近に赤ちゃんがやってくるなんてこの上ない幸せな出来事だなぁとしみじみ思ったりしました。
ではでは、また。